同僚の女性(20代)の部屋に侵入したとして埼玉県警科学捜査研究所の職員の男が逮捕された事件で、現場からは男の指紋が検出されていないことが分かりました。

 埼玉県警の科学捜査研究所の職員・遠藤泰徳容疑者(37)は去年8月、同僚の女性職員の部屋に侵入した疑いが持たれています。その後の捜査関係者への取材で、女性職員の部屋のドアにこじ開けられた形跡がないうえ、遠藤容疑者の指紋も検出されなかったことが分かりました。遠藤容疑者は指紋を残さないように手袋をはめたうえで女性職員の合鍵を使って侵入した可能性が高いということです。遠藤容疑者のスマートフォンには複数の別の女性職員の部屋の画像が保存されていることから、警察は同様の手口で侵入していたとみて余罪を調べる方針です。遠藤容疑者は取り調べに対して容疑を否認しています。

2020年1月10日 0時30分
テレ朝news
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