0001ニライカナイφ ★
2020/01/10(金) 18:48:40.78ID:3/qe/QEC9河野太郎防衛相が10日、P3Cと護衛艦の部隊に派遣命令を出した。
P3C部隊は従来の海賊対処活動をしつつ、「情報収集」という新しい役割を担う異例の「ダブル任務」態勢となる。
自衛隊幹部からは「現場が対応に困る」と懸念の声が漏れる。
群青の海原を進む1隻の船にP3Cが後方からぐんぐんと近づく。
高度は約150メートル。
操縦席近くで双眼鏡をのぞく「機上武器員」と呼ばれる隊員が「貨物船」と報告した。
眼光は鋭い。「積み荷なし」「RS(ロシア船舶の意味)」と続ける。
副操縦士は「080度、12ノット」と船の針路と速度を知らせた。
記者が2016年、北海道・襟裳岬の南東海域を飛行するP3C部隊による警戒監視のデモ飛行に同乗した時の様子だ。
現場は船舶の航路帯となっており、部隊は一隻一隻の船をしらみつぶしに目視して、写真撮影やデータの記録をしていた。
P3C部隊は現在、ソマリア沖アデン湾での海賊対処のため、こうした活動をしている。
上空から不審な船舶を探しつつ、海自の護衛艦や他国艦、民間船舶に情報提供する。
海賊が持つロケットランチャーの射程に入らないように距離を保って飛行するといい、派遣経験のある自衛官は「海賊が撃ってくるかもしれないという緊張感があった」と振り返る。
今回はこれに加え、中東海域を航行する日本関係船舶の安全確保のため情報収集を行う。
基本的に従来と同じ海域での活動になるが、行き交う船の動向をより細かく把握することが求められる。
今回の派遣に関する閣議決定は「海賊対処に支障を及ぼさない範囲」で情報収集する…
写真:警戒監視のデモ飛行をするP3C哨戒機=北海道・襟裳岬の南東で2016年2月23日午後3時2分、町田徳丈撮影
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☆続きは有料記事なので、無料記事のみ引用しました
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