0001ニライカナイφ ★
2020/01/13(月) 10:06:30.05ID:oeHhxQ2m9やはりアメリカ大統領、ドナルド・トランプ氏は、米中貿易戦争の「緊張」を使って相場を形成していた。
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「非常に型破り」と評価されるトランプ氏だが、「黒い仕手師」だった私にはとって、これほどわかりやすい大統領はいない。
日本市場も株高基調となるが、現在の株取引では「AI」が君臨していることは伝えたとおりだ。
オリジナルの「AIアルゴリズム」開発を通じて、私が見つけた「ヒト」が「機械」に打ち勝つ突破口を解説しよう。
これまで中国は「世界の工場」となっていたが、アメリカは貿易戦争を通じて自国を中心とした生産拠点の移動=グローバルサプライチェーンの転換を実現しようとしている。
トランプ氏が「企業は中国以外の国に移転すれば関税がかからない」「アメリカで生産すれば関税はかからない」という趣旨のTweetを繰り返しているのが、その根拠だ。
しかし、「生産拠点の移動」の達成度を示す代表的な指標、自国内での「設備投資」は思惑ほど伸びていない。
「モノ」を生産することによる力強い成長を、アメリカはまだ手に入れていない。
現在の株高は「企業」の成長力というよりは、マネーゲーム的な要素によって生み出されているということだ。
実体経済の成長が伴わず株価だけが上昇する現象は、バブルに他ならない。
80年代バブルにおける巨額な負債を原因として、黒い世界の住民となった私の経験が、この「株高」に対する警戒感となっていたのだ。
アメリカの意思を明確にするイベントが訪れたのは、12月13日のことだった。
それは、米国通商代表部(USTR)が、米国と中国が貿易交渉で第1段階の合意に達したと発表したことだ。
私の中でこれほど「強い担保」はない。
図を使って解説しよう。
これは6カ月の「S&P500」「NYダウ平均株価」「ナスダック総合」で、日経平均株価のごとく、アメリカの投資環境を表す指標と呼ぶべきものだ。
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株価は「買い注文」が増えれば上昇し、「売り注文」が増えれば下降する。
これを意図的に行って株価操縦を行うことを「仕手」と呼ぶ。
「株価が上がり続ければ、優良銘柄だと思い込んで投資家が集まってくる」と思う人は多いと思う。
だが、「仕手」はそう単純ではない。全ての投資家が「安い値段で株を手に入れ高い値段で売る」「高い値段で売って安い値段で買う」という思惑を持つからだ。株価が上昇し続ければ「買う」より「安くなるまで待とう」という心理が働く。
そこで「仕手師」は意図的に値段を下げる「冷やし玉」をぶつけ、「踊り場」を作る。
「冷やし玉」は、現金を使って大量の売り注文を出す「実弾戦」や、その企業に対するネガティブなトピックを流す「情報戦」など、さまざまなやり方がある。
こうして株価が揉み合う「踊り場」を形成して、再び株価を上昇方向に操作すると、株価はさらに力強く上昇する。
餌を食べ始めた獣から餌を奪い、より飢餓感を煽ることで食いつきを良くすると言えばわかりやすいだろう。
図とイベントを重ねてみよう。
この半年にアメリカが中国に対して行った大きな出来事は以下だ。
「緊張」が冷やし玉で、「緩和」が上昇操作としている。
・8月5日 人民元の1ドル 7元台下落を受け、アメリカ財務省が中国を「為替操作国」に認定する(@緊張→踊り場の創造)
・8月18日 トランプ氏がアメリカは「中国と非常にうまくやっており、話をしている!」とツイート(@緩和→上昇)
・9月5日 USTR代表、ライトハイザー氏らと中国副首相、劉鶴氏が電話会談を行い「10月前半」の訪米に同意(@緩和→上昇)
・9月12日 トランプ氏が10月1日に予定された30%への関税引き上げを15日に先送りすることを表明(@緩和→上昇)
・9月20日 米中の次官級通商協議が終了、中国側の米農家視察中止で合意期待薄れる(A緊張→踊り場)
・10月11日 米中両国が閣僚級協議で、「第1段階」と言える部分的な枠組みで合意に達した(A緩和→上昇)
・11月27日 トランプ氏がデモの起きている香港の関連2法案に署名、中国側が反発する(B緊張→踊り場)
・12月13日 トランプ氏とライトハイザー氏が第1段階の貿易協定文書で妥結(B緩和→上昇)
☆ 続きはソースをご覧ください
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/69457