1月10日の110番の日にちなんで、埼玉県の久喜署は9日、久喜市久本寺のショッピングモール「アリオ鷲宮」で適切な110番のかけ方を呼び掛けるキャンペーンを行った。

 県警は緊急通報用「110番」の混雑を避けるため、各警察署や警察相談専用電話「♯9110」との適切な使い分けを呼び掛けている。

 この日は地域防犯推進委員や店舗来店者ら約50人が見守る中、署員がクイズ形式で通報電話の使い方を解説。事件や事故に関わる緊急性の高いものとそうではない運転免許証の手続きなど通報の使い分けを紹介した。

 実際に110番をかける体験も行った。寸劇では不審な男に声を掛けられる場面を想定し、市のマスコット「かがみん」が出演。事故やひったくりの場面を写真で見ながら、参加者が110番をかけ、場所や事件の内容、逃げた男の特徴などを通報した。

 同署は間違いやいたずら電話が多い実態にも触れ「本当に必要な人のために110番がつながるよう、緊急性のない相談は最寄りの警察署か♯9110に連絡してください」と呼び掛けている。

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