その昔、ある家電企業の創設者が
「電化製品が水道の水のようにいつでもどこでも安く手に入るようにしよう」
と考えた、今、電化製品に限らずほとんどのモノがそういう感じで出回っている。

問題はそれを購入する消費者側の収入の形態。
こちらは相変わらず身柄を拘束されて時間を切り売りしないと稼げない。
双方のバランスを取るには収入の形態も水道の水のように労働とは関係なく
ジャブジャブ入って来るような形が必要。

それがベーシックインカムなのかメルカリなどのネットによるものなのか
或いは隙間時間ビジネスなのかは判らないが、その辺がもう少し成熟して
直接的な労働が収入の主なる手段にならなくなったら
「何のために仕事をするのか」を考えるようになるから
日本人は精神的にも経済的にも豊かになる。