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驚愕1泊120万円! 五輪まで半年“民泊バブル”
[2020/01/17 20:54]


 東京オリンピック開幕が約半年後に迫るなか、開催地の東京では民泊の宿泊料金が驚くほど高騰していて、普段の数十倍となっているところも見られます。

 夜明け前、船で運ばれるのは巨大なオリンピックのシンボル。実は、日本で作られていた高さ約15メートルのシンボル。8月9日まで展示される予定です。

 東京オリンピック開幕まで約半年となり、大会に向けて着々と準備が進んでいます。宿泊施設も期間中、たくさんの人が訪れることもあり、おととし、ホテルの客室数は大幅に増えました。

 そんななか、こんな一風変わったホテルも。東京・秋葉原駅の高架下に先月にオープンしたこのホテル。高架下という限られた空間の中を有効活用したデザインが特徴です。気になるオリンピック期間中の予約は…。

 フロントスタッフ・中島太陽さん:「週に何件かという感じだが、五輪を見据えて4人とか6人とか。こういう立地条件のなかでは、珍しいタイプの部屋をたくさん用意している」

 しかし、客室数が大幅に増えても宿泊需要はこれを上回るデータがあります。みずほ総合研究所によりますと、東京都のホテルの客室は8月に最大4000室程度の不足が発生する見込みだということです。

 そこで、客室不足の対策として期待されるのが、戸建て住宅やマンションを宿泊施設として提供する民泊です。観光庁によりますと、オリンピックもあり、民泊事業の届け出は急増していて、おととし6月に法が施行されてから、わずか1年半で約10倍に増えました。

 番組がオリンピック期間中の民泊の施設を取材すると、驚きの事実が。

 民泊オーナー・池田智昭さん:「開会式の前の日に関しては一番需要があると思いますので、22万円に設定しました」
 東京・四谷にある築40年のこちらのアパート。間取りは2部屋で、キッチンとユニットバス付です。一番のメリットは、国立競技場まで徒歩15分という便利なアクセス。
 高騰する宿泊施設。オリンピック期間中はもちろん、ゴールデンウィークなどでの宿の取り方。その裏技に迫ります。

 東京オリンピック期間中は民泊の値段が上がるということで、その現状とホテルの予約などの裏技なんかもお伝えしていきたいと思いますが、1泊22万円という値段も驚きですがもっと高いところがありました。1泊120万円。ゼロがもう1つつきます。改めて、これは別に高級ホテルのスイートじゃないです。民泊の価格です。なんでこんなに高くなるのか専門家に聞きました。ホテル評論家の瀧澤信秋さん。ホテルやチェーンの旅館などは協会などで規定があるので既定のなかで価格が決まっているのでそんなに上下動は少ないと。ただ、民泊は個人事業主が多いので価格の高騰の歯止めができないということです。こういったホテルの予約なんかというのは繁忙期なんかも結構取りづらかったり値段が上がることがありますが、ここで、予約の裏技に移りたいと思います。瀧澤さんにホテル予約の奥義を教えていただきました。キャンセルを電話で狙い撃ち。電話というのが1つポイントでチャンスは2回あります。

チャンス1回目。泊まる3日から4日前。キャンセル料が一般的なホテルでいうとこの辺りから発生するのでキャンセルする人が出る。チャンス2つ目。当日の午後3時。やむを得ない理由で行けない方ももちろんいますが、いわゆるバックレてしまおうかなという方も良心が痛むということでごめんなさい土壇場なんですけどというタイミングでキャンセルするがこの辺りだと瀧澤さんはおっしゃるんですね。じゃあ、ネットではなくスマートフォンとかパソコンがあります。電話なのか。一見、ホームページ上で満室でも電話をしてみたら空室がありますよとフロントから言われることがあるそうです。なぜかといいますと瀧澤さんによりますと、ホームページはキャンセルを反映するのにタイムラグがあるということで実際に直接電話をしたほうがいいということで皆さん、この裏技もぜひ覚えておいてください。