昔はレストランでも劇場でも映画館でも電車でも自由にタバコが吸えた
しかしタバコが規制対象になるのは1980年代にホテルニュージャパンの事故をきっかけにタバコの不始末やタバコによる火災が多数有り消防法の厳格化と共に様々な屋内施設でタバコを排除する運動が起こった
江戸時代でも家光の頃相次ぐ火災事故により禁煙ブームが巻き起こったのと似ている
またその頃から花粉症や公害による喘息患者や肺癌も増えタバコに対する印象も悪くなった
政府としてもタバコ税という財源確保の為そうした印象操作を利用して税金を上げて来た
肺癌や喘息に関しては公害やディーゼル車の排ガス、殺虫剤や誤嚥の方が喫煙よりもはるかに影響が高い
喫煙悪玉論はこうした不都合な事実を隠す為にマスコミで取り上げられた側面もあると思う
たしかにタバコの煙は気になるし、車の中や部屋で吸わない人も多いしマナーは心掛けるべきでは有る
タバコ会社も努力して臭いが極端に少なくなっている今、喫煙者と非喫煙者は歩み寄れる部分も出て来ても良いのではないだろうか
タバコは思考を鍛え人間の能力を飛躍的に向上して来た
我々人類はそうした先人達の努力と恩恵の元で生きながらえている
タバコを否定し止めることが果たしてこれからの人類にとって有益なことなのか十分議論する余地は有ると思う