指示ミスで2人繰り下げ受験 名古屋大運営の会場 センター試験
1/18(土) 14:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200118-00000519-san-life

 18日に始まった大学入試センター試験で、名古屋市内の会場に遅れて到着した受験者への対応を担当職員が誤り、2人が1科目目の試験をルール通りに受けられなかったことが分かった。2人は試験時間を繰り下げ、別室で受験した。

 大学入試センターに入った連絡によると、ミスがあったのは名古屋大学が運営する愛知県立天白(てんぱく)高校の試験会場。2人は地歴公民の2科目受験者で、うち1人は試験開始前に行われた試験監督による説明中に、もう1人は試験開始から15分遅れて会場に到着した。

 本来はいずれのケースも、そのまま試験を受けさせるべきだったが、職員が1科目目を受けさせず、2科目目から受けるよう誤って指示。ルール上は2科目受験者が1科目のみ受験することはできず、1科目の終了後に会場入りした2人を試験監督が発見、実施本部に連絡したことで発覚した。

 2人は改めて135分繰り下げ扱いで受験。うち遅刻した1人は公平性を期すため、さらに遅刻分の15分経過後に試験開始の措置が取られた。