自賠責保険料 4月から16.4%値下げへ 保険料値下げは3年ぶり
2020年1月22日 11時45分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200122/k10012254401000.html

自動車やバイクを持つ人に加入が義務づけられている自賠責=自動車損害賠償責任保険の保険料がことし4月から16%余り値下げされることが、22日開かれた金融庁の審議会で決まりました。保険料の値下げは3年ぶりです。
自賠責保険は毎年、金融庁の審議会が車の種類や地域ごとに保険料を決めています。

22日の審議会で保険業界の担当者は、交通事故の減少傾向が続き保険金の支払いが少なくなっていることから、すべての車種・地域を、平均して保険料を16.4%値下げすることを提案しました。

参加した委員も「値下げの水準は適正だ」として3年ぶりの値下げが決まりました。

自賠責保険の保険料は現在は一般的な2年の契約で乗用車が2万5830円、軽自動車が2万5070円です。

22日の決定を受けて、ことし4月からは、乗用車が2万1550円、軽自動車が2万1140円となり、4000円程度安くなります。