https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20200124/2010005572.html


西脇知事 “肺炎の対策を徹底”
01月24日 17時05分

新型のコロナウイルスによる肺炎の感染が広がっていることを受けて、京都府の西脇知事は、宿泊施設などでの感染防止対策を徹底することを表明しました。

西脇知事は24日の会見で、中国を中心に新型のコロナウイルスによる肺炎の感染が拡大し、日本国内でも2人目の患者が確認されたことに触れ、春節の連休で中国から多くの旅行者が見込まれるため、危機感を持って対応する必要があると述べました。

そして、22日、宿泊施設や福祉施設、保育園などに対して、手洗いや消毒といった感染予防のための措置を徹底するよう通知を出したとしたうえで、ホームページやSNSで注意喚起するなど、感染防止対策を徹底することを表明しました。
一方で、感染源やウイルスが変異する可能性などについて注意深く情報を収集をし、対応をしていく必要があると述べました。

西脇知事は、「府民の安心安全を第一に、旅行者に対しても日本の衛生環境や対応が万全であることを示していきたい」と話していました。