休日の保育園で「子ども食堂」

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20200126/8020006711.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

食事などを通して地域で子どもの居場所を作ろうと、徳島市では
休日の保育園を開放して「子ども食堂」が開かれました。

「子ども食堂」は、食事を無料か格安で提供することで、地域での子どもの居場所作りにつなげる活動で、
徳島県内では12か所で定期的に開かれています。
26日は、県内でカフェを経営する女性とNPO法人「フードバンクとくしま」などが、
徳島市で休日の保育園を開放してもらって開催しました。

今回は農家や企業から寄付された野菜や卵を使い、キッチンカーで調理した焼きうどん
100食ほどが無料で提供され、訪れた親子連れたちが味わっていました。
また、子どもたちは、大学生や高校生などのボランティアに紙芝居を読み聞かせてもらったり、
一緒に英語で歌ったりして遊んでもらいました。

各地のこども食堂では、食材や場所の確保が課題になっているということで、
主催者は、今回の取り組みを参考にしてほしいとしています。

2人の子どもと訪れた母親は「子どもが若い世代の人と遊ぶ機会がないので
よい取り組みだと感じました」と話していました。
また、企画した大杉麻弥さんは「たくさんの人が集まってくれてうれしいです。
地域で世代を超えて交流する機会が少なくなっているので、これからも取り組みを広げていきたい」と話していました。

01/26 14:24