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2020/01/29(水) 01:36:41.81ID:/XdmfH7q9エアバス、汚職容疑で当局と合意 罰金3600億円超か
【パリ=白石透冴】欧州エアバスは28日、米国、英国、フランスで受けていた汚職容疑などでの捜査について、3国の捜査当局と大筋で合意に達したと発表した。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)などによると、正式な捜査を免れる代わりに30億ユーロ(約3600億円)を超える罰金を支払う可能性がある。
エアバスは28日の声明で「合意は3国の司法当局の認可も受ける必要がある。詳細についてはコメントできない」と説明した。
同社の発表などによると、英当局は2016年、外部のコンサルタントを使った取引に不審な点があるとして、詐欺や汚職などの疑いでエアバスへの捜査を始めた。米仏も17年以降、関連があるとみられる容疑でそれぞれ捜査に着手した。
英航空機エンジン大手ロールス・ロイス・ホールディングスは17年、事業獲得を巡る英米、ブラジルでの汚職疑惑を決着させるため、計6億7100万ポンド(約950億円)の罰金を支払うと発表した。今回はこれを大きく上回る可能性がある。エアバスの18年12月期純利益は30億5400万ユーロだった。
一方、同社は19年の商用機の納入が18年比8%増の863機で、8年ぶりに首位となった。ライバルの米ボーイングが2度の墜落事故を起こした小型機「737MAX」の出荷停止で苦しんでいることが影響した。
2020年1月29日 1:17 日経