>>478
仏教的な理屈からすると「故人のため」

49日を過ぎて輪廻転生するわけだけれども(実はこれは正確ではないけど、通俗的理解ではそうなってるから)、「どこの何に」転生してるかは、わからんわけよ。

欲張りだったから餓鬼道に落ちてる、悪さばかりしてたから地獄に、あるいは漁師で殺生たくさんしたから、畜生道で魚に転生してるかもしれん。

 でも、餓鬼とか地獄とか魚になっちゃうと、次に「良い転生」するための「善業」を積むのが難しくなるわけよ。
 魚がボランティア活動とか、するわけないやん?地獄で苦しんでるやつが、他人の為に尽くすとか、ほぼ不可能やん。

だから故人の代わりに、「善業=読経や寺院への寄進」をやって、それをいわば転送するわけよ。