ネパールの紅茶普及で功労賞

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20200130/8020006752.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

ヒマラヤの山国、ネパールで生産されている紅茶を、日本で普及させるのに貢献したとして、
徳島市の男性がネパール政府運営の組織から功労賞を贈られました。

ネパール政府運営の組織から功労賞が贈られたのは、紅茶の輸入販売会社を経営する徳島市の前川達哉さん(42)です。
前川さんは大学生のころ紅茶に魅了され、2012年に会社を立ち上げ、
茶葉の買い付けのためネパール東部のイラム地方を訪れました。

この地域は紅茶の名産地として世界的に知られるインド・ダージリンに隣接し、
農薬を使わない伝統的な製法で香り高い茶葉を生産していますが、日本ではほとんど知られていませんでした。
前川さんは、この地域の紅茶を徳島県内だけでなく、北海道から鹿児島まで
全国各地の紅茶専門店などに卸して普及させ、およそ1トン弱まで取引量を増やして、
現地の農家の収入増に貢献しました。

こうした功績が認められ、ネパール政府運営の組織から功労賞が贈られることになり、
先月ネパールの首都・カトマンズで開かれた式典で、前川さんは
都市開発大臣から記念の盾を受け取りました。

前川さんは「受賞はうれしいが、これからも頑張ってという意味でもあると思う。
イラムの紅茶を通して、1人でも多くの人に紅茶の魅力を感じてほしい」と話しています。

01/30 06:45