■国内の感染者14人に、陰性でも“隔離”へ 厚労省方針

世界を不安に陥れている新型コロナウイルスによる肺炎ですが、厚労省は、新たに三重、京都、東京でも感染が確認されたと発表しました。感染拡大をどう止めるのか。早くも正念場を迎えています。

1月30日 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3892907.html
------------
■新型肺炎 国内感染者14人に 新たに男女3人感染確認

中国の湖北省武漢に滞在歴がある京都の中国人留学生など男女3人が、30日夜、新たに新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。国内で感染が確認されたのは14人となりました。

新たに感染が確認されたのは、京都府に住む20代の中国人留学生の女性と三重県に住む50代の外国籍の男性、それに中国・湖南省に住む30代のツアーコンダクターの女性です。

厚生労働省などによりますと、このうち京都府に住む中国人留学生の女性は今月22日に武漢から来日し、28日に38度台の発熱があり、救急搬送されました。

また三重県に住む外国籍の男性は先月24日から中国の湖北省武漢に滞在し、今月13日に日本に戻ったあと、28日に39度の発熱があり、29日、肺炎の兆候が見られたため入院しました。

さらに中国・湖南省に住む30代のツアーコンダクターの女性は、今月19日に武漢に滞在し、翌日に来日したあと、24日から発熱とせきが出て症状が悪化し、30日入院しました。

3人はいずれも30日、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

国内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は、これで14人となりました。厚生労働省は国内では現在、流行が認められる状況ではなく、かぜやインフルエンザと同様に、手洗いやせきエチケットなどの感染症対策に努めてほしいと呼びかけています。

2020年1月30日 23時22分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012266331000.html?utm_int=news_contents_news-main_003
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/K10012266331_2001302320_2001302322_01_02.jpg