【バンコク共同】新型コロナウイルスによる肺炎拡大で、タイ観光業界が大きな打撃を受けている。タイは中国人の旅行先として日本と首位を争うほどの人気で、昨年は約1千万人が訪れた。団体旅行の禁止などで損失額は最大1千億バーツ(約3500億円)に上るとの試算もある。観光は国内総生産(GDP)の2割近くを占める主要産業だけに、経済全体への悪影響も懸念されている。

 観光・スポーツ省によると、外国人観光客のうち3割近くが中国人。だが新型肺炎の影響で旅行のキャンセルが相次ぎ、タイ・ホテル協会によると、2月の予約率は30%程度で、例年の50%を大きく下回る見通しだ。

https://lpt.c.yimg.jp/amd/20200201-00000068-kyodonews-000-view.jpg

2/1(土) 15:45配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200201-00000068-kyodonews-bus_all