【モスクワ共同】ロシア国防省は4日、新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国湖北省武漢からロシア人の初退避となる80人を乗せた軍用機が西シベリアのチュメニ空港に向けて出発したと発表した。退避者64人を乗せた2番機も武漢を飛び立った。

 ロシアのゴリコワ副首相によると、退避者はチュメニ郊外の施設に隔離されて健康状態を調べるという。

 ロシアは武漢を含む湖北省から140人以上を退避させ、大部分はロシア人だが、ベラルーシ、アルメニア、カザフスタン、ウクライナの国籍者計15人も含まれるとしていた。

2020/2/5 09:41 (JST)2/5 09:55 (JST)updated
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