>>442
ここまで杜撰なのに、検察の意地なんかね、↓こんなの認めたら根幹揺らぐもんな。

科捜研の体制「抜本的・根本的に改めるべき」
 黒崎氏は「科学の本質は再現性があること。科学鑑定は事後に検証可能な状態で行われるべき」と強調。
その上で刑事裁判での鑑定では、「通常の科学実験以上に厳しく実施される必要がある」と訴えた。
採取の状況が写真で記録されていないこと、抽出液が破棄されていること、
DNA量の検出では標準試料の増幅曲線がないので定量が適切になされたかどうかを事後検証できないこと、
アミラーゼ検査では陽性反応の写真がないこと、実験ノートが鉛筆書きであることを厳しく批判し、
科捜研の体制を「抜本的・根本的に改めるよう強く求める」と述べた。

 最後に、「これまで科捜研や警察の鑑定に基づいて証言をしたりしてきた。
これまで警察に信頼を持っていたが、その立場からしても、このような判断がされていることは背筋が凍るように思う」と述べた。

 弁護側再尋問では、検察側がピーク高を根拠にDNA定量の正しさを主張していることについて、
「RFUはDNA量を示すものではなく、原理として成り立たない」として疑問を呈した。