※統一まで5000年

02月05日 20時07分

日韓関係が冷え込む中、日本への理解を深めるために来日している韓国の大学生たちが、青森市で三村知事と交流しました。

日本への理解を深めようと来日した、韓国の大学生などおよそ80人は、今月1日から青森県を訪れて、農家へのホームステイなどを体験しています。

一行は、青森市内の施設で三村知事と交流し、三村知事はまず、桜や「青森ねぶた祭」など、青森県の観光名所や特産品がプリントされたTシャツを次々と脱ぐ、おなじみのパフォーマンスで青森をPRし、「韓国の若い人が来てくれて、青森を知ってくれたことを知事として感謝する」と述べました。

これに対し、団長を務める高麗大学のソン・ワンボム教授は「青森での経験を韓国のいろいろな人に伝えたい」と話したあと、日本語で「ありがとう、青森」と述べました。
このあと、三村知事は、日本に詳しい学生と「津軽海峡・冬景色」を歌うなど、交流を満喫していました。

参加した学生は「青森は想像していたよりも優しい人であふれていて本当に楽しかったし、知事も愉快な方で驚いた。韓国では日本について、ニュースだけで判断する人も多いが、日本には多くの魅力があるので、私たちがSNSなどでその魅力を伝えていきたい」と話していました。
一行は7日まで青森県に滞在し、消防学校で防災などについて学ぶということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20200205/6080007409.html