胎内市の寺で「おまんだら祭り」
http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20200206/1030011100.html
NHK NEWS WEB 02月06日 18時13分

胎内市にある名刹、乙宝寺で平安時代から伝わる「曼荼羅絵」を年に一度、開帳する「おまんだら祭り」が開かれました。

この祭りは、胎内市にある名刹、乙宝寺で千体以上の仏が描かれた「曼荼羅絵」が年に一度、2月6日に開帳される大祭です。

6日は寺の本堂に「曼荼羅絵」が飾られ、護摩木がたかれ、僧侶たちの読経の声が厳かに響き渡るなか、
参拝客が手を合わせて無病息災や家内安全を祈っていました。
その後、僧侶たちが「福は内」と言いながら、あられ餅や豆などをまくと、参拝客らが拾っていました。

住職の小川義隆さんは「きょうは春を呼ぶ法要です。ことし1年の無事と息災と、皆様がそれぞれの道に精進にされるよう願いました」と話していました。

また、参拝に訪れた地元の女性は「毎年、祈とうしていただき、元気で健康でいられるのでありがたく思っています」と話していました。

関川村から訪れた男性は「1年で1度しか見られない曼荼羅が見られてよかった」と話していました。