陸上自衛隊第8師団(熊本市)は7日、同市などで民家数軒に侵入し現金計約45万円を盗んだとして、西部方面特科連隊所属の3曹、坂井央司被告(30)=窃盗罪などで公判中=を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 第8師団などによると3曹は、熊本市の女性会社員(50)が所有する空き家に盗み目的で侵入したとして、窃盗未遂容疑などで熊本県警に2019年7月、逮捕された。「借金返済や遊興費のため、盗みに入った」と容疑を認め、その後の捜査で同年5〜7月、同市内などで侵入盗を繰り返した疑いが浮上。熊本地検が窃盗罪でも起訴していた。

 同連隊長の栗木幹雄1佐は「自衛官としてあるまじき不祥事で誠に遺憾。再発防止に努める」とコメントした。【栗栖由喜】

2/8(土) 11:58配信
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