とある高校の定時制にダウン症の生徒が2人いる。
定員割れだからそんな奴でも合格できる。
特別支援学校の高等部に行けばいいのに、それだと「高卒」の資格が得られないので
見栄っ張りな親が普通高校に押し込んだ。
中学も普通級で、学校にも同級生にも迷惑かけまくりだったらしい。

高校でも先生たちが大変。
こいつらの親は、「ほかの生徒と同じように扱ってください」と言ったので
ほかの生徒と同じようにほったらかしといたら、文句言ってきた。
「ほかの生徒と同じように」というのは、
「ほかの生徒と同じように甘やかさずに自力でやらせてほしい」という意味ではなく、
「ほかの生徒と同じような結果が出るように手助けしろ」という意味であったらしい。
単に勉強できないとか、奇声を発するとかだけじゃない。
ダウン症なんで、筋肉の力が弱いから、咀嚼も十分できないんで、
給食のおかずはこいつらの分だけ細かく切って出さないといけないんだよ。
あと、自分で食事の量をコントロールできないんで、
食いすぎて具合悪くなったりもする。
そんな日本人の障害児を、ネパール人の生徒が親切に面倒見てやってる。