https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000005-tssv-l34


人手不足で工事に遅れ 知事が砂防ダム建設現場を視察
2/12(水) 19:05配信


湯崎知事は、おととし7月に起きた西日本豪雨災害の被災地を視察し、人手不足の影響で工事に遅れが出ている砂防ダムについて全力で取り組む考えを示しました。

視察に訪れた湯崎知事は、15人が犠牲となった坂町小屋浦地区で犠牲者に黙とうを捧げました。続いて、砂防ダム工事の進行状況について担当者から説明を受け、住民の要望に耳を傾けました。

【住民が知事の要望】
「まだまだ身近なところが進んでいないこともあるのでできるだけ早くやっていただきたいというのが住民の気持ちだろうと思います」
おととし7月の西日本豪雨災害では、関連死を含め県内ではこれまでに149人が亡くなっています。
県は当初、今年度中に170ヵ所で砂防ダムや治山ダムなどを整備する方針でしたが、建設業界における人手不足の影響などで工期が遅れていて、今年度中の完成はわずか38ヵ所に留まる見込みです。

【湯崎英彦知事】
「全力を挙げてさまざまな対応策をとってしっかりと工事が進むように努めていきたいと考えております」
湯崎知事の視察は、あさって尾道市と三原市でも行われます。

広島ニュースTSS