和歌山、同僚・入院患者ら院内感染の可能性 計5人に
2020年2月15日 15時48分
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 新型コロナウイルスに医師や患者が感染した済生会有田病院(和歌山県湯浅町)で、男性外科医に続き、同じ外科で働く男性医師(50代)とその妻(50代)、入院患者の男性(60代)、計3人の感染が新たに確認された。県が15日、発表した。和歌山県内では、この病院に一時入院していた70代の男性の感染も14日に確認されており、感染者は計5人になった。
 県によると、新たに感染が確認された男性医師は、4日に発熱やせきの症状が出て、10日に肺炎がみつかった。この間に計5日勤務していたという。その妻は7日に微熱があり、14日に発熱した。ともに別の病院に入院中で症状は安定しているという。
 60代の入院患者の男性は8日に入院し、10日に肺炎と認められた。外科の入院患者で2人の男性医師のいずれかと濃厚接触があったとみられる。重症ではないという。
 会見した仁坂吉伸知事は院内感染の可能性について認め、「同僚や入院患者にうつっていることは事実」と話した。
 肺炎の症状が出てこの病院で受診し、自宅療養中の60代の男性患者と別の病院に入院中で再検査した70代の女性は、いずれも陰性だった。最初に感染が確認された男性外科医の家族ら濃厚接触者の4人も陰性が確認された。
 仁坂知事は「陰性が多く出た。県内の至る所で発生していないと推測できる」と話した。県は今後も医師や看護師、入院患者らの検査を進めるという。(波多野大介)

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