ピンク色のりんご 県が新開発
02月18日 06時35分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20200218/1010012484.html
※動画はソースでどえぞ

県は果肉がピンク色の新しいりんごの品種を開発し、鮮やかな色合いを生かしてサラダやお菓子に使用するなどこれまでとは異なる需要を開拓していきたいとしています。

新たに開発されたりんごは「リンゴ長果34」という品種で、県が20年前から研究を進めていました。
県によりますと、新たな品種は果肉がピンク色で、皮も濃い赤に染まり、果汁が多くサクサクとした食感が特徴です。
収穫期は県内で広く栽培されている「ふじ」と同じ11月上旬ですが、重さはおよそ400グラムと「ふじ」よりもやや大きく、酸味が強くて濃厚な味わいだということです。

県農業技術課は、「小さく切ってもしっかりとした食感と味わいがあり、色もきれいなのでサラダ用のカットフルーツやお菓子用に加工するなどこれまでのりんごとは違った需要の開拓をしていきたい」と話しています。

また、県はあわせて新しい品種の大豆「東山231号」も開発したと発表しました。
収穫する際に茎が倒れにくく、さやもはじけにくいため機械での収穫に適しているということです。

県は今月26日まで新たに開発したりんごと大豆の名前を募集しています。