0001みつを ★
2020/02/20(木) 01:24:04.94ID:zgGHDrlJ9EU離脱後の英移民制度、低技能者のビザ取得厳しく 高技能者の受け入れ上限廃止
2020/02/19
英内務省は18日、ブレグジット(イギリスのEU離脱)後の新たな移民制度を発表した。技能などに基づくポイント制になっており、未熟練労働者にとってはビザの取得が難しくなる可能性がある。
来年1月1日に施行される新たなポイント制移民システムは、イギリス国内の雇用主に対し、欧州からの「安価な労働力」への依存から「離れ」、スタッフの維持やオートメーション技術の開発に投資するよう促すものとなっている。
EU加盟国間では人が自由に移動できるが、ブレグジット後の移行期間が完了する12月31日に、英・EU間での移動の自由は終了することとなる。英内務省は、来年以降は、同国を訪問する欧州連合(EU)市民と非EU市民を平等に扱うだろうとしている。
最大野党・労働党は、「敵対的な環境」によって、労働力を引き込むことが難しくなるだろうと主張した。
しかしプリティ・パテル内相は、この新システムは、「最も聡明で最良な人がイギリスに来ることができるようになる」ことを意味していると説明している。
全体的な移民数を減らすことを目指している英政府は、総選挙の公約で誓っていた、「ポイント制」の移民システムの導入を望んでいる。
新移民システムでは、イギリス入国を希望する海外労働者は、英語が話せること、技能職への仕事のオファーを受けていて、「承認された雇用主がスポンサー」になっていることが求められる。
これらの基準を満たしている人には、50ポイントが付与されるという。
「適応と調整」
移民がイギリス国内で就労するには、合計で70ポイントに到達する必要がある。ポイントは、資格や提示されている給与、人手が不足している分野での就労に応じても付与される。
一方で英政府は、未熟練労働者が国内で働くための手段については提示しておらず、企業側に対し、EU加盟国と同国間の移動の自由が終了することに「適応し、調整」するよう促している。
「雇用主は英国の移民システムへの依存をやめ、その代わりにスタッフの維持や生産性に投資し、技術やオートメーションに幅広い投資を行うことが重要だ」
英政府は、代わりに、国内に今後も留まり続けるために申請をしているEU市民320万人について、労働市場の需要を満たす助けになるかもしれないとしている。
また、農業分野における季節労働者を現行の4倍にあたる1万人に増やす計画や、年間2万人の若者の入国を認める「若者の移動に関する取り決め」についても提示した。
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