02月21日 09時59分

県内企業のこの冬のボーナスは、従業員1人あたりの平均で42万円余りと前の年より5%余り減り、2年ぶりに減少しました。

青森県経営者協会は、会員の企業が支給したこの冬のボーナスについて調査を行い、74社から回答を得ました。
それによりますと、冬のボーナスの平均支給額は、従業員1人あたり42万6348円でした。

これは、前の年より2万3616円、率にして5.25%減り、2年ぶりに減少に転じました。

このうち製造業は、44万2337円と、前の年より4.86%増えました。
一方、非製造業は6業種中4業種が前の年よりも減少し、全体でも42万2617円と、前の年より7.43%減りました。

業種別に見ますと、鉄鋼・非鉄金属・金属工業が67万300円で最も多く、次いで金融業が59万2702円、電気・ガス業が49万5960円などとなっています。

県経営者協会は「業種によってばらつきがあるが、昨シーズンはボーナスの上げ幅が大きく、その反動があったことに加え、米中貿易摩擦など世界経済の先行きに対する不安感などが数字に表れたのではないか」としています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20200221/6080007559.html