感染拡大でクルーズ船修繕を受注

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20200222/5030006790.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、イタリア船籍の大型クルーズ船が中国での修繕作業をとりやめ、
三菱重工業長崎造船所に発注を切り替えたことがわかりました。
業績の立て直しの一環でこの分野に参入していた三菱重工としては、大型船の受注はこれが初めてとなります。

イタリア船籍の大型クルーズ船「コスタ・アトランチカ」は、当初予定していた中国・上海での
修繕作業を取りやめ、今月初めから三菱重工業長崎造船所の香焼工場に停泊して
日本国内での修繕の受け入れ先を探していました。
三菱重工は、交渉を進めた結果、船の外側の塗装やメンテナンスなどの修繕を受注したということです。

造船の受注の減少で業績の立て直しを進める三菱重工は、大型クルーズ船の建造事業から撤退する一方、
国や長崎県と市、それに経済団体などとともに収益が確保しやすい修繕事業への参入を目指していました。
三菱重工としてこうした大型船の受注を実現するのは初めてとなります。

会社では、「実績を積み重ねて船会社との信頼関係を作り、修繕事業をさらに大規模にしていきたい」としています。

02/22 12:23