新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、IMF=国際通貨基金はことしの世界経済の成長率の見通しを3.2%に引き下げました。

IMFは22日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でことし2020年の世界経済の成長率の見通しが先月の予想から0.1ポイント低い3.2%になると明らかにしました。

また、発生源となった中国の成長率についても先月の予想から0.4ポイント低い5.6%に留まると見込んでいて、1990年以来、30年ぶりの低い水準に落ち込む見通しです。

さらに、IMFのゲオルギエワ専務理事は「より悲惨なシナリオも想定している」として、感染の拡大が長期化し世界経済がさらに落ち込む可能性もありうるとの見方を示しました。(23日11:54)

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2/23(日) 16:17配信