>>57
極秘文書6冊のうち、事件後、重要な情報をまとめたと思われる簿冊がある。
そこには海軍が、事件前につかんだ情報が書かれていた。その内容は、詳細を極めていた。

事件発生の7日前。東京憲兵隊長が海軍大臣直属の次官に、機密情報をもたらしていた。

「陸軍・皇道派将校らは、重臣の暗殺を決行
 この機に乗じて、国家改造を断行せんと計画」

襲撃される重臣の名前が明記され、続くページには、首謀者の名前が書かれていた。
事件の一週間も前に、犯人の実名までも、海軍は把握していたのだ。

海軍は、二・二六事件の計画を事前に知っていた。しかし、その事実は闇に葬られていた。なぜ事件は止められなかったのか、その真相は分からない。
ただ、その後起きてしまった事件を海軍は記録し続けた。そこには、事件の詳細な経緯だけでなく、陸軍と海軍の闇も残されていた。

全貌 二・二六事件 〜最高機密文書で迫る〜【後編】 | NスペPlus
https://www.nhk.or.jp/special/plus/articles/20190829/index_b.html

BS1で今晩19時から再放送あるよ