0001孤高の旅人 ★
2020/02/27(木) 17:00:52.70ID:h9Op1haC92020年2月27日 16時23分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200227/k10012304351000.html
75歳以上の人の病院などでの窓口負担を所得に応じて2割に引き上げる方針をめぐり、社会保障審議会の部会は、高齢者の所得や生活実態を踏まえて、2割負担を求める所得の線引きなど、具体案の検討を進めることを確認しました。
政府の全世代型社会保障検討会議は、去年12月、75歳以上の後期高齢者医療制度について、原則1割となっている病院などでの窓口負担を、一定所得以上の人は2割とするとした中間報告をまとめました。
これを受けて、厚生労働省の社会保障審議会の医療保険部会は、2割負担を求める所得の線引きなど、具体的な制度設計を検討していて、27日の会合では、厚生労働省が高齢者の医療費などに関するデータを示しました。
それによりますと1人当たりの平均年収は、75歳から79歳で189万円、80歳から84歳で169万円、85歳以上で163万円と、年齢に上がるにつれて低くなっています。
一方、年間の窓口負担額は、75歳から79歳で6万4000円、80歳から84歳で7万5000円、85歳以上で8万4000円と、年齢につれて増えているほか、外来を受診する回数も75歳以上は年間平均で30回を超えています。
出席者からは「どこで2割の線引きをするかは、高齢者の所得や金融資産、生活実態を踏まえた慎重な議論が必要だ」といった意見が出され、今後、所得の分布などの詳しいデータに基づき具体案の検討を進めることを確認しました。