厚生労働省は27日、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」について、検査でウイルス陰性が確認された乗員の下船が始まったと発表した。

 
 同船には1000人弱の乗員がいるとみられるが、同日時点では約240人が下船対象。埼玉県和光市の税務大学校に順次移動する予定。

 厚労省によると、乗員の大半は外国籍で、税務大学校に到着してから14日間は、健康観察期間として同学校に滞在させる。その後、検査をして陰性が確認されれば、出国などが可能になるという。

 同船では、症状がなく検査結果が陰性だった乗客が19日から下船を開始。これまでに約980人が船を下りた。

2/27(木) 15:53配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200227-00000086-jij-soci