シンガー・ソングライターの槇原敬之容疑者(50)が覚醒剤取締法違反(所持)容疑などで逮捕された事件で、警視庁は27日、槇原容疑者の尿検査で、覚醒剤を含む違法薬物の使用反応は出なかったことを明らかにした。

 槇原容疑者は2018年3〜4月、東京都港区の当時の自宅マンションで、覚醒剤の結晶約0・083グラムと危険ドラッグ「ラッシュ」の液体約64ミリ・リットルを所持したとして今月13日に警視庁に逮捕された。

 逮捕後の尿の簡易検査で覚醒剤の反応は出ず、その後の本鑑定でも、違法薬物の使用反応は出なかったという。逮捕後の調べに対し、槇原容疑者は「長い間、違法薬物は使っていない」と話していた。

 槇原容疑者の勾留期限は3月4日。警視庁は、押収した覚醒剤やラッシュの入手ルートを調べている。

2020/02/27 17:49
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200227-OYT1T50265/