プラスチックごみから485万円 持ち主分からず 兵庫・伊丹市内で回収
毎日新聞2020年2月28日 09時16分(最終更新 2月28日 09時16分)
https://mainichi.jp/articles/20200228/k00/00m/040/043000c

 兵庫県警伊丹署は27日、ごみ処理施設「豊中市伊丹市クリーンランド」(大阪府豊中市原田西町)内の「リサイクルプラザ」で、選別中のプラスチックごみから作業員が現金計485万円を見つけたと発表した。同署は拾得物として持ち主を捜している。
 同署と施設関係者によると、26日午後3時40分ごろ、ベルトコンベヤーに載せられたプラスチックごみから、対象外のごみを取り除いていた作業員が1万円札が流れてきたのを見つけたという。ベルトコンベヤーを止めて、約35分間かけて1万円札485枚を回収。1万円札に帯封は見つからなかった。ごみは伊丹市内から同日午前に収集車が回収していたが、詳しい経緯や持ち主はわからず、クリーンランドが27日に署に届け出た。

 同施設は伊丹市と豊中市がつくる一部事務組合が運営。分別作業は豊中市内の企業が請け負っていた。【生野由佳】