アパマン爆発訴訟 被告争う姿勢

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20200228/7000018491.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

おととし、札幌市の不動産会社の店舗で起きた爆発事故をめぐって隣接するマンションの住民30人が
損害賠償を求めた裁判が28日始まり、被告の会社は訴えを退けるよう求めました。

おととし12月、札幌市豊平区にあったアパマンショップ平岸駅前店の爆発事故は、
大量に噴射された除菌消臭スプレーに引火したのが原因とみられ、現場に隣接するマンションの
11世帯30人が運営会社の「アパマンショップリーシング北海道」に対し、
精神的苦痛を受けた慰謝料などとしてあわせて5000万円余りの賠償を求めています。

28日、札幌地方裁判所で第1回の口頭弁論が開かれ、原告の1人は
「事故で不眠症になり、今も心療内科に通院している。会社側の誠意ある説明と賠償を求めたい」
と訴えました。

一方、被告の会社は「これまで見舞金や修繕費用など4億円以上を支払った。
今後、慰謝料も支払うつもりだが原告らの請求は高すぎる」
などとして、訴えを退けるよう求め争う姿勢を示しました。

閉廷後に行われた記者会見で、原告の代表を務める50代の男性住民は、
「私たちは今もちょっとした物音やにおいに敏感になっていて、提示された金額は妥当ではないと考えている。
会社側には早く解決できるような誠意ある対応をしてほしい」と話しました。

02/28 20:44