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心身病む官僚たち
2020年3月2日 21時31分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200302/k10012309701000.html

「一緒に仕事をする同僚たちが相次いで休職した」(30代女性官僚)
「官舎を訪ねたら、官僚の息子がベッドの上で亡くなっていた」(71歳母親)
これは不眠不休で働く官僚たちのリアルな姿です。(霞が関リアル取材班 荒川真帆)

■同じ課で一度に4人が…
ある省庁につとめる30代の女性が、自分の課で起きた出来事を語ってくれました。

「2年間に、4人の同僚が『うつ』の診断で休職しました。なかには親しかった新人の女性官僚もいました。国会対応などで、午前3時、4時の帰宅が当たり前の時期でした。ランチに行く暇もなく、私も全く悩みを聞いてあげられなかったです…」

これまで霞が関の激務については繰り返しお伝えしてきましたが、一度にこれだけ休職してしまうとは深刻な問題です。しかし、他の官僚たちに聞いてみると、こうした事態に慣れているのか、意外なほど冷静な反応でした。

「正直、驚かないです」(20代)
「ああ、あの人もなってしまったか…」(30代)
「あすはわが身か、とは思います」(30代)

■つらいと言えなかった
※中略

■職場に戻ることなく…
取材を続けると、メンタルの問題で休職を繰り返し32歳の若さで病死した官僚(以下Aさん)もいました。

2007年に、25歳で念願だった省庁に入省したAさん。「国の仕事に携われる」とやる気に満ちていたといいいます。当時の同僚も、「責任感が強く課内でも明るいムードメーカーのような存在でした」と証言しました。しかし、激務が続く中、母親にこんなメールを送るようになりました。
(メール:午前1時50分受信)
「部署が変わってから毎日大変です。大げさに聞こえるかもしれませんが死ぬほどきつくて、転職できるならしたいぐらいです」

この数か月後、医師から「適応障害」の診断を受けて休職します。いったん復職しましたが、体調はもとに戻りませんでした。

そして、2015年9月。母親が息子に食事を届けに官舎の部屋を訪ねると、息子はベッドで横になっていました。寝ているだけかと思いましたが、もう息をしていませんでした。くも膜下出血でした。

取材に対して、母親は声を振り絞って、こう答えました。

(母親)
「息子は誕生日にはメールをくれたり、気遣いのある子でした。省庁試験に合格した時は、私も泣いて喜びました。息子が病気になったのは、仕事の負荷が関係していたのではないかと思うんです。どうしてここまでの事態になってしまったのか、今も納得いかないのです…」

■精神疾患の休職者、増加傾向
心身ともに、追い詰められている国家公務員。それはデータも裏付けています。
人事院によると、うつ病などの精神疾患で1か月以上仕事を休んだのは2017年度で3800人余り、過去3年で見ると、増加傾向にあります。全職員に占める割合は1.39%。これに対し、厚生労働省が民間企業を対象に行った調査結果は0.4%でした。


※以下省略

※前スレ(★1の日時 2020/03/03(火) 09:15:57.76)
【霞が関】心身病む官僚たち ★4
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