楽天が3日に発表した携帯電話の料金プランに対して、携帯電話大手3社の反応はさまざまだ。
NTTドコモは「商用開始時は完全な使い放題ではないと認識している」と指摘。

楽天の料金プランでは、楽天が自前の基地局を整備しているエリアではデータ容量に上限がないが、それ以外の地域や地下といったKDDIの回線を借りているエリアでは2ギガを超えると速度制限がかかり、解除するには追加料金が発生するからだ。
そのうえで、ドコモは自社の大容量プランについて「十分にお使いいただけるプランを引き続きお客さまにご利用いただきたい」と強気の姿勢を示した。

KDDIは「お客さまの利便性が高まる競争は歓迎するが、当社は長きにわたって培ってきたノウハウを生かして、これまで通りお客さま満足度の向上に努めていく。
さらに今月から新たに始まる5Gの進展も見据え、通信とライフデザインの融合を推進していく」とコメントした。
一方、ソフトバンクは「コメントすることはない」とした。

https://www.sankei.com/economy/news/200303/ecn2003030048-n1.html
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