埼玉県の鴻巣署は4日、鴻巣市栄町のまつげエクステサロン店で、マスク6400枚が盗まれる事件があったと発表した。新型コロナウイルス対策でマスクが品薄になっていることから、売却などの目的で盗んだとみて調べる。

同署によると、盗まれたのはマスク40枚入りの160箱(時価5万6千円相当)。サロンが入るテナントビル管理会社が所有していた備品で、サロンの物置内に保管されていた。他の備品で盗まれたものはないという。

2月17日に管理会社の職員が在庫を確認した際にはマスクはあったというが、27日に再度確認したところ、なくなっていることが判明した。物置はダイヤル式の南京錠で施錠されており、鍵が壊されたような跡はなかったという。

3日午前11時10分ごろ、管理会社関係者の40代女性が、「物置に保管しているマスクが盗まれた」と110番した。同署は関係者から事情を聴くなどして、窃盗事件として捜査している。

3/5(木) 7:14
埼玉新聞
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