高齢夫婦の自宅敷地内に侵入したとして、神奈川県警捜査1課は6日、住居侵入の疑いで、住所不詳、自称解体業の正木凌司容疑者(24)を逮捕した。

 容疑を認めている。

 逮捕容疑は、いずれも横浜市鶴見区に住む高校1年の男子生徒(16)と無職少年(16)、相模原市中央区に住む中学2年の男子生徒(14)らとともに、1月8日午後11時35分ごろ、正当な理由なく同県大和市の無職男性(88)方敷地内に侵入したとしている。

 同課によると、男性は80代の妻と2人暮らしで、令和元年10月に特殊詐欺の被害に遭っていた。正木容疑者らが1階のガラスを割り、室内に侵入しようとしたところを、市内に住む男性(56)が発見し、110番通報。正木容疑者らはその場から逃走した。

 同課は3日までに少年3人を逮捕するとともに、正木容疑者の行方を追っていた。これまでに少年3人は「ツイッターでリクルートされた」などと供述しており、背後に指示役がいるとみられる。

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