犯罪で得られた不正な収益と知りながら嘘をついて金融機関から現金を引き出すなどした疑いで、カメルーン人の男とその妻が逮捕されました。

 カメルーン国籍のング・ジュリアスタラ容疑者(47)とロシア国籍の妻(38)は2015年4月、東京・新宿区の信用金庫に対して正当な事業での収益と嘘をついて海外から送金された約1200万円を口座に入金させ、現金を引き出すなどした疑いが持たれています。警視庁によりますと、ング容疑者はすでに書類送検されている日本人の男2人に現金の引き出しや送金を電話などで指示していました。余罪は2800万円に上るとみられています。警視庁は認否を明らかにしていませんが、詐欺グループが日本の金融機関を介して犯罪収益をマネーロンダリングしていたとみて実態解明を進めています。



2020年3月7日 13時6分
https://news.livedoor.com/article/detail/17928477/