https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-00000003-nna_kyodo-asia
 シンガポールの通信最大手シンガポール・テレコム(シングテル)の広報担当者は6日、社員1人が新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。
5日夜に保健省が発表した感染者には含まれていないとみられる。感染経路は特定されていない。

中心部サマセットにある同社の本社ビルの20階で勤務する男性社員が感染した。現在は入院している。

同社は20階を閉鎖し、保健省から認可された清掃員による洗浄と消毒を実施した。
同フロアに勤務している従業員には、14日間の自宅勤務を命じた。

シングテルは、政府が2月7日に感染症の警戒レベルを4段階の上から2番目の「オレンジ」に引き上げて以降、事業継続計画(BCP)に基づき、
社員の旅行を禁止したり、来訪者の健康状態の確認を徹底したりといった感染対策を取っている。