【ジュネーブ共同】世界貿易機関(WTO)は10日、職員1人が新型コロナウイルスに感染したことが判明したため、11〜20日に予定されていた会議を全て中止すると発表した。18、20両日に設定されていた日本の貿易政策を審査する会合も、影響を受けることになった。

 スイス西部ジュネーブにあるWTO本部では、各国代表が集まる会議が日常的に開催されている。アゼベド事務局長は「事務局職員と加盟国代表の健康への影響を考慮し、前代未聞の措置を取ることにした」と述べた。

2020/3/11 05:29 (JST)3/11 08:19 (JST)updated
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