https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-secrecy-idJPKBN20Y3HA
 米ホワイトハウスが、新型コロナウイルスに関する省庁間会議を機密扱いに指定したため、内容が共有されず、新型コロナへの政府対応の遅れを招いた可能性がある。
政府当局者4人が明らかにした。

当局者によると、省庁間会議は厚生省内で1月中旬以降、十数回にわたって行われたが、国家安全保障会議(NSC)から機密扱いを命じられたため、
会議に欠かせない専門家らが機密指定になった情報を閲覧する資格(機密取扱資格、セキュリティー・クリアランス)を持たないとの理由で会議に参加できなかったほか、
参加しても会議の内容を口外できなかったという。

NSCの報道官は、省庁間の透明性は担保されており、新型コロナに関するタスクフォース(作業部会)の会議はすべて機密扱いではないと指摘。
また厚生省の報道官も作業部会の会議は機密扱いでないと強調した。