新型コロナウイルスの感染者が13日も増えました。
 札幌のライブバーに関連する感染者は新たに4人増えて20人となりました。
 札幌・中央区のライブバー「シングシングシング」。従業員と来店客が新型コロナウイルスに感染し、さらにその親族や同僚など店に来ていない人たちにも感染が広がっています。
 
 北見市の「連合北海道」職員の50代男性が新型コロナウイルスに感染していることが判明。
 
 さらに、すでに感染が確認されている客の家族など3人も、13日に新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました。このライブバー関連の感染者は20人にのぼります。
 “新型コロナ”に感染した男性「咳込みと熱がひどかった。咳の症状が一週間ぐらい続いた。そのときが一番つらかった」
 電話取材に応じたのは新型コロナウイルスに感染した旭川市に住む70代の男性です。発症したのは2月16日。37度5分の発熱と咳、倦怠感の症状が出ました。
 “新型コロナ”に感染した男性「その時はそんなにひどい咳ではなかった。熱があったので、インフルエンザかもしれないなという気持ちはあった」
 発症の4日後に医療機関を受診したところ肺炎が見つかり、2月22日、新型コロナウイルスの陽性と判明しました。
 “新型コロナ”に感染した男性「(Q感染源に接するような心当たりは?)JRで札幌から千歳に向かったときにゴホンゴホンしてマスクしていない方がいた。その時かなと。思い返せばその時しかない。服装などからして中国の方かなという印象はあった」
 60代の妻も陽性と判明し、2人で旭川市立病院に入院しました。
 “新型コロナ”に感染した男性「(咳で)1週間くらいほとんど寝られない状態が続いた。それで先生がこの薬を使おうと、いただいた2日目ぐらいから劇的に良くなっていった」
 病院で処方された薬で症状は改善し、11日、妻とともに退院を果たしました。
 “新型コロナ”に感染した男性「我々感染している人間をケアしていただいて、看護していただいた皆さんの笑顔と様々にサポートしていただいたのが自分たちにとって心の支えになった。2週間は不要不急な外出は避けて、人混みにはいかないように言われている」

HTB北海道テレビ

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