>>687
申し訳ないがそれもうそ。皆極論を言いすぎる

これは手強い呼吸器疾患でインフルの上位互換。最大の特徴は長引くことで、これが色々な理由で医療崩壊や社会の崩壊を招く。そのためにはワクチンや特効薬ができるまで皆で耐えること、怖いけど。みなで頑張ることで致死率は1-2%となるが、医療崩壊させると致死率は10%になることもあり得るかもしれない
皆が協調すれば死者が減るが、自分の事だけ考えて防御を怠ると死者が増える、囚人のジレンマのような事が起きるやつだ。経済は死ぬが生き延びさえすれば戦後の焼け野原からの復興よりはやり直せる

具体的には適切なトリアージで軽症者は自宅待機とすること、重症者は入院管理して医療資源を集中すること
ただし有症状なら入院適応がなくてもしっかり仕事も学校も休んで症状が消えるまで様子見ること、これはたとえ検査が陽性でも陰性でも同じで、咳が出るなら自宅待機が望ましい。これは大事
咳が長引いたり熱がぶり返すなら初診の医療機関に画像付きの紹介状を書いてもらった上でより大きな病院を紹介してもらうこと、これも大事

特に中〜重症例は対症療法を蔑ろにしてはいけない。気道分泌物の管理と細菌性肺炎の重複感染の防止が重要になる。肺炎の重症度評価のCTはcovid19の鑑別にも有用かもしれない。検査は個人的にはしっかりして良いと思うが今の数である程度きっちり拾えているとも感じる。そこはリソースと相談してやっていく必要がある

手洗いを励行し特に手洗いしないでの目こすりなどに注意、検査も含め有限なリソースの適切な配分、医療機関や高齢者介護施設などの職員に感染防御のための資材が継続して行き渡るようにすること、自分の勤務先は感染症病床勤務以外はマスク1日1枚に制限していてGWまではもつが、切れそうなところも出てきてるから行政はマスクなどの流通管理をしっかり行なってね。兵站は維持してください

と言うのが現場で1ヶ月ちょいcovid19を見てきた感想