おととし、国内で約100年ぶりに野生の桜の新種として発見された「クマノザクラ」。その魅力を知ってもらおうと、和歌山県古座川町で見学会が行われました。

見ごろを迎えているのは、紀伊半島南部に分布する「クマノザクラ」です。発見されたのが熊野地域であることからその名が付けられました。普通のヤマザクラに比べて花の色がピンクがかっていて、開花時期も早いのが特徴です。

地元の観光協会が主催した3月14日の見学会には、30人ほどの観光客らが参加しました。

「繊細できれいな桜だなと思いました。」(観光客)

「清楚な、すっきりとした感じですね。」(観光客)

見ごろは、ここ1週間だということですが、開花時期にばらつきがあり、もう少し楽しめる所もあるということです。

https://www.mbs.jp/news/sp/kansainews/20200314/GE00032074.shtml