2020/3/16

特別なことはしなくていい、「イツモの暮らし」が備えになる。ベストセラー『地震イツモノート』の実践版。

水とトイレは、生きるキホン。つまり、備えのキホンです。
 食べものが「家にまったくない」状態はなかなかありません。
でも、水はどうでしょう。水道が止まったとき、家で使える水はありますか。断水すると、家のトイレも使えなくなります。

 東日本大震災では、3日以内に仮設トイレが行き渡った自治体はわずか約3割でした。水を身体に入れ、そして出す環境を整えることは、「サバイバル」の絶対条件。

 人に頼らず、自分で意識して備え、生き抜きましょう。

水は止まる

 東日本大震災では、256.7万戸が断水しました。南海トラフ巨大地震では、最大で3440万人(震災当日)が断水の影響を受け、1週間で1億4700万リットルの飲料水が不足すると想定されています。

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南海トラフ巨大地震では、翌日に2840万人、1週間後に1740万人、1カ月後でも460万人が断水の影響を受けていると想定されています。

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水はどれくらい必要?

 のどの渇きを感じたら、すでに「脱水」が始まっている証拠。そうなる前に水分をとれるよう、水は1人1日最低2リットル、7日分程度を用意しておきましょう。

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なぜ2リットル必要なの?
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成人男性からは、尿や便、呼吸や汗で1日に約2.5リットルの水が排出されています。

 一方、食事から約1リットル、また体内でつくられる水が約0.3リットルあります。あと約1.2リットルの水を飲めば、体から出る水分と同じ量を体に取り入れることができます。

 断水している場合は、食事をつくる際も飲料水が必要です。1人1日最低2リットルの水を用意しましょう。
https://ddnavi.com/serial/601519/a/
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