マレーシア政府は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、18日未明からすべての外国人の入国とマレーシア人の出国を禁止しました。この影響でマレーシア人の労働者が、隣国シンガポールの勤め先に行けない事態となっています。

マレー半島南端のジョホールバルとシンガポールを結ぶ橋は、毎日30万人余りが行き来し、通勤や帰宅の時間帯は車やバスなどの激しい渋滞が見られますが、18日は通行する車がほとんどありませんでした。

シンガポールでは国内の労働人口の40%近くを外国人労働者が占めていて、経済への悪影響が懸念されています。

多くのマレーシア人を雇用しているバスと鉄道の運営会社は、対策として17日のうちにマレーシア人労働者を入国させ、当面、ホテル暮らしで業務にあたってもらうとしています

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