ホテルチェーン世界最大手マリオット・インターナショナルが、新型コロナウイルス流行による事業への影響から、従業員の一時帰休に踏み切っていると米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が17日報じた。

数万人の従業員に影響があるとみられる。

WSJによると、先週に営業停止となった一部ホテルでは、一時帰休中には従業員に給与が支払われないほか、営業中のホテルでも一時帰休を通じ従業員を削減しているという。

昨年末時点で、マリオットの従業員総数は約17万4000人。

新型コロナ感染拡大で客室予約のキャンセルが相次ぐ中、競合ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングスなどは通年の業績見通しを撤回。

マリオットは見通しを撤回していないものの、新型コロナ流行が通年の業績に著しく影響し得るとの見通しを示している。

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