知事 キャンセル料補てん否定的

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20200318/2050004023.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

奈良県内の宿泊施設で10億円を超える予約のキャンセルが出ているとして、
宿泊業者の組合がキャンセル料の補てんなどを求めていることについて、荒井知事は
「売り上げが減ったから補てんしてほしいというのはきりがない」として、否定的な考えを示しました。

県内の旅館やホテルなどの宿泊業者でつくる組合は、新型コロナウイルスの影響で
およそ10億5000万円の予約のキャンセルが出ているとして、17日、県などに対し、
キャンセル料の一部補てんなどの対策をとるよう要望しました。

これについて荒井知事は、18日の記者会見で
「売り上げが減ったから補てんしてほしいというのはきりがない。補てんは行わない」
と述べ、否定的な考えを示しました。
そのうえで、「観光というのは一時的に落ちこんでも必ず回復するので、その間を融資で補うのが有効だ」
として、県の制度融資などを利用するよう呼びかけました。

県では新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少するなどした企業を対象に
3種類の制度融資を行っていて、16日までに22件、総額で2億8550万円の申し込みがあったということです。

03/18 15:46